初産牛や高泌乳牛で起こる 乳房浮腫 の原因や症状について

牛の乳房浮腫は初産牛や高泌乳牛に起こりやすい症状です。この記事ではそんな乳房浮腫の病態や原因、症状について書いていきたいと思います。

初産牛や高泌乳牛で起こる 乳房浮腫 の原因や症状について

牛の乳房浮腫は一般的に初産牛や高泌乳牛で発症しやすいとされており、病態は乳房への過剰な間質液の貯留が生じることです。生理的に分娩前後にみられることもありますので病気とも言い難いですが、ここでは原因や症状を詳しく紹介します。

乳房浮腫の原因は乳房へのリンパ液の増加

牛の乳房浮腫の原因は乳房へのリンパ液の増加になります。

分娩前後の場合は生理的な現象で乳房へのリンパ液が急激に増加し、リンパ管外に漏出することが原因になります。

病的な乳房浮腫は乳房炎の時に炎症によって血管透過性が増し、間質液の貯留が起こることに起因します。

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牛の乳房浮腫の原因や診断は?

牛の乳房浮腫の原因ですが生理的な現象は左右、前後対称的に浮腫を起こします。病的な乳房浮腫では浮腫が長時間持続し、乳量減少、排乳障害が起こります。

重症化すると乳房下垂や乳房水腫を継発する傾向があります。

乳房浮腫の診断は?

牛の乳房浮腫の高泌乳牛や血液、尿に異常ないことで除外的に診断します。

乳房浮腫の治療には何を投与する?

基本的に乳房浮腫の積極的な治療の対象となるのは重症化した個体に対してが多いです。

治療内容は塩分の制限を行うことや抗炎症作用を期待してコルチコステロイドの投与が考えられています。

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