牛の 蹄葉炎 の病態とは?考えられる症状を解説

この記事では牛の蹄病のうちの一つである蹄葉炎について解説していきたいと思います。

牛の蹄葉炎の病態とは?考えられる症状や治療を解説

牛の蹄葉炎は外見からの判断をつけることが非常に難しいですが病態としては真皮層と葉状層の間の血行障害(無菌性炎症)が考えられています。

牛の蹄葉炎の病態とは?

牛の蹄葉炎の原因は一般的にルーメンアシドーシスやストレスなどが考えられています。濃厚飼料の多給によるもの、過密や温度湿度の観点が原因として考えられます。

病態としては真皮と葉状層の間の血行障害が起こり、蹄壁内部の限局性虚血と蹄周辺部の充血、浮腫が発症します。これにより疼痛が起こります。

そして病態が進行していくと蹄葉が蹄壁から分離、蹄骨が蹄底の軟部組織に落ち込み蹄底に出血・変色し、蹄底潰瘍を呈します。

蹄に異所性角質が出現することもあります。

蹄葉炎の原因をより詳しく解説した記事はこちら

牛の 蹄葉炎 の原因や治療法|蹄の炎症について解説

牛の蹄葉炎の症状は?

牛の蹄葉炎の症状は蹄尖部における疼痛、木馬様姿勢などの患部をかばうような姿勢を呈すことが多いです。

蹄葉炎から続発的に白帯病や蹄底潰瘍に進行することがあり、蹄底潰瘍では肉芽組織の突出、疼痛による跛行が顕著になります。この場合の治療としては削蹄後のブロックの設置もあります。

牛の蹄葉炎の治療は?

牛の蹄葉炎の治療は消炎鎮痛剤(フルニキシンメグルミンなど)の投与、副腎皮質ホルモンの投与で炎症を緩和します。症状によっては抗血栓剤(ヘパリン)、抗ヒスタミン剤を考えます

同時に全身状態の完全を目的として輸液、予防的な蹄浴が効果があるとされています。

他の蹄病はこちらから確認してみてください

牛の 蹄 の病気|フレグモーネ、蹄葉炎、蹄底潰瘍について

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