牛の 胃 の数は?第一胃から第四胃までの機能と特徴を解説

牛の胃は形態によって4つに分けられます。それぞれの特徴をこの記事では解説していきたいと思います。

牛の胃の数は4つ?第一胃から第四胃までの特徴

まず牛の胃は外形から複胃と言われており肉食、ウマ、ブタが腔所1つに対し、腔所が複数ある形態をしています。上皮は腺部が単層円柱上皮、無腺部が重層扁平上皮となっています。この2つの上皮で形成されています。ちなみに肉食動物では腺胃と言われており、腺部しか持たない胃になります。

では、それぞれの牛の胃の特徴に入っていきます。

牛の第一胃の機能や粘膜について

牛の第一胃はルーメン、瘤胃とも呼ばれ筋柱という溝によって4区画に分けられます。左右の縦の溝によって背嚢、腹嚢に背腹の冠状の溝によって前嚢と後嚢に分けられます。

第一胃の機能としてはVFA(揮発性脂肪酸)の吸収があげられます。粘膜には葉状、円錐状の乳頭があり第一胃乳頭を形成します。

VFAについてはこちらの記事から

揮発性脂肪酸(VFA)について |牛のルーメンでの産生を解説

牛の第二胃の機能や粘膜について

牛の第二胃は蜂の巣胃とも呼ばれ第一胃の左前方にあります。横隔膜や肝臓に非常に近くなります。

第二胃の機能としては食事したものを細かく砕くことが考えられます。粘膜には第二胃乳頭が存在し、蜂の巣状の小さい区画を複数形成しています。(第二胃小室)

牛の第三胃の機能や粘膜について

牛の第三胃は葉胃とも呼ばれ、牛では小球状、ヤギや羊では卵円状を呈しています。

第三胃の機能としては養分(水分、ナトリウム、揮発性脂肪酸)の吸収が考えられます。粘膜は放射状にサイズの異なる第三胃葉が存在し、第三胃乳頭が密に形成されています。

食道から第三胃に直接流入する経路を第二胃溝と言い、哺乳期ではミルク、成熟後は水の通り道となっています。

牛の第四胃の機能や粘膜について

牛の第四胃は雛胃とも呼ばれ腺部(噴門部、胃底部、幽門部)が形成されています・

第四胃の機能としてはタンパク質の分解が考えられます。粘膜は幽門で厚く肥厚しており、第四胃ヒダが存在しています。

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