ファロー四徴症 とは?牛で考えられる症状を解説

ファロー四徴症は肺動脈狭窄、大動脈の右方への騎乗、心室中隔欠損および右心室肥大の四大徴候が見られる病気で、大動物でも認められます。このうち右心肥大は他の3つと同様に考えられやすいが、2次的な変化になります。

ファロー四徴症とは?牛で考えられる症状

牛で起こるファロー四徴症は心臓の奇形でチアノーゼが顕著に認められる心奇形ですが、肺動脈狭窄が軽度である場合にはチアノーゼが認められないこともあります。

牛のファロー四徴症の症状は?

牛のファロー四徴症の症状は肺動脈の狭窄の具合によって大きく異なります。基本的には右心室から肺動脈への血液の流れが障害されます。

これにより右心室圧が上昇する場合には心室中隔欠損でできた孔を介して左心室へ流入し動脈の酸素飽和度の低下、チアノーゼが認められます。

ファロー四徴賞で聴取できる心雑音は?

牛で聴取できる心雑音は収縮期の駆出性雑音ですが狭窄が重度であったり、肺動脈が閉鎖している場合には、この雑音が聞こえない場合や雑音が小さい場合もあります。

心雑音が小さければ小さいほど肺動脈へ直接、流入する血液は少ないため、左心室へ流入する血液が多くなります。

もちろん症状のチアノーゼも重度になります。心室中隔欠損が自然に閉鎖する場合には右心不全は起こりません。

牛のファロー四徴症の診断は?

このファロー四徴症を診断するためには上記のような心雑音の聴取が重要になってきます。

また、心エコー検査では典型的な右心室拡大が認められ、レントゲンでは肺野の明瞭化、肺血管の形成が悪くなります。

チアノーゼがない牛では比較的正常に近い所見が得られることも少なくはありません。先天的な心奇形は他にもあります。それぞれの血行動態に着目して確認してみてください。

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