牛の 鼻炎 のまとめ|知っておきたい症状と原因

牛の鼻炎は鼻粘膜に起こる炎症で気道や肺などの呼吸器疾患の初期症状として見られることが多いです。主な症状には鼻汁の分泌や呼吸時に音の発生があります。大きく急性と慢性に分類されます。

牛の鼻炎のまとめ|知っておきたい症状と原因

牛の鼻炎は鼻粘膜(鼻の内膜)の炎症で原因も様々です。症状は共通であることが多く、鼻腔の閉塞音や鼻汁が見られます。

牛の鼻炎の原因はウイルスや細菌、真菌など多岐にわたる

牛の鼻炎の原因はウイルスや細菌、真菌などの微生物の感染、アレルギー、腫瘍、異物など様々で、検査や症状から原因を考えます。

ウイルスではヘルペスウイルスやイバラキウイルスなどがあり、細菌ではシュードモナスやボルデテラ、真菌ではアスペルギルスなどが考えられます。

アレルギーは牛で多く、微生物は日和見感染も珍しくないです。免疫が低下している牛は特に注意をしたいですね。

牛の鼻炎の症状は鼻汁や鼻粘膜の肥厚

牛の鼻炎の症状は慢性化している状態と急性の状態では異なります。アレルギーや真菌の感染では肉芽腫を形成することもあります。

急性の鼻炎の症状

急性の鼻炎の症状としては鼻汁は粘り気がなくサラサラとしており、鼻汁に血液が混入していたり、涙を流すこともあります。

慢性の鼻炎の症状

慢性の牛の鼻炎の症状には白色化した粘り気の強い鼻汁や膿に近いことが多いです。鼻涙管(鼻と目を繋ぐ管)の閉塞により、涙が認められたり、目の乾燥や結膜炎が見られる場合があります。

さらに症状が進行していくと牛の鼻粘膜が肥厚し、苦しそうな様子が見られます。開口呼吸や鼻孔が開いたりします。

牛の鼻炎の治療は原因の対策と投薬

牛の鼻炎の治療を行うには原因を調べなくてはいけません。症状や細胞診、微生物学的な検査を行い原因を特定します。その後に治療を開始します。

症状が急性で重度の場合には抗炎症薬や抗菌薬を早期に投与し、気道や肺への波及を食い止めます。

牛の慢性鼻炎でアレルギー性の場合には抗ヒスタミン薬、コルチコステロイドなどを投与します。

基本的には鼻炎にならないように予防をしていきたいです。飼育している畜舎の環境改善を行い、ウイルスや細菌の蔓延を防止します。アレルギー性の場合にはアレルゲンの除去やアレルゲンとの接触を減らしましょう。

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