牛の 胸膜炎 の症状や治療について解説

牛の 胸膜炎 は様々な病原体の感染によって莢膜に起こる炎症で漿液性、線維素性、漿液と線維素の混合性、化膿性に分類されます。病態や条件で明確な分類ができないことが多いです。原因となっている細菌、併発している疾患、病期が多様なため症状は一様ではないことが多いです。治療は適切な抗生物質の投与になります。

牛の胸膜炎の症状や治療について解説

胸膜炎が発生する原因は?

牛の胸膜炎が発生する原因は細菌やマイコプラズマなどの病原微生物が関与しています。

原因となる細菌にはブドウ球菌やレンサ球菌、大腸菌、緑膿菌、パスツレラなどが考えられ、原発で発症するよりも、何らかの他の疾患が背景にある続発性が多くなっています。

牛の胸膜炎の症状

牛の胸膜炎の症状は一様ではありません。原因となっている細菌、併発している疾患、病期が多様なため、断定ができません。

ただし、一般的には初期で吸気性の呼吸困難、不整熱、聴診での胸膜摩擦音が認められます。中期は打診による水平混濁界が認められるようになります。病態が進行していくと牛は徐々に痩せ、衰弱していきます。

胸膜炎で胸水がある場合の胸水は白血球を多く含み、タンパク質の濃度が高い滲出液になります。胸水の性状で血胸、乳糜胸、水胸などと鑑別を行います。

牛の胸膜炎の治療

胸膜炎の治療において細菌感染がある場合には、細菌培養を行い原因菌を特定、適切な薬剤を使用することを心がけたいです。

多量の胸水があることで呼吸困難が認められる場合には胸膜穿刺をし、胸水の抜去を行います。

予後は病変の状態、発症期間によりますが、広範囲の胸膜の癒着を伴う場合には慢性的な発育不良や体重減少が認められることが多いです。

異物の摂取によって、胸膜炎から外傷性心膜炎(創傷性心膜炎)になる場合もあります。

牛の 外傷性心膜炎 (創傷性心膜炎)が起こる理由と症状

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です