牛の 腸重積 の原因・症状・治療

牛で見られる 腸重積 は腸炎や飼料給与のミス、消化管の腫瘍などによって腸の蠕動運動が亢進、腸の一部が隣接する腸管内に陥入することで腸の閉塞が認められる疾患になります。症状は初期の下痢、進行した際の便秘、疝痛になります。治療は外科的な処置を行う必要があります。

牛の 腸重積 の原因・症状・治療

腸重積の原因

牛などの大動物で見られる腸重積の原因は腸炎や寄生虫、飼料給与のミス、腸壁の腫瘍などによって消化管運動が亢進、過剰に亢進した腸の一部が隣接する腸管内に陥入してしまうことで、腸の閉塞をもたらすことが原因と考えられています。

腸重積の症状

初期の腸重積の症状は軽度の下痢を呈しますが、症状が進行すると便秘や上部消化管からの出血に伴うタール便、腹痛(疝痛)などが認められるようになります。

腸重積が起こりやすい消化管の位置としては空調と回腸の移行部に多く認められる傾向があります。

疝痛は他の疾患(盲腸拡張症、第四胃変位)でも認められますので症状だけで診断することはなかなか難しいです。直腸検査も同時に行います。

牛で起こる 盲腸拡張症 の症状や診断とは?

直腸検査が重要

臨床的な症状から腸重積であることを推測し、直腸検査によって右腹腔の消化管において硬い円柱状の腫脹の確認を行うことで診断します。

直腸検査でわかることはこちらの記事でも解説していますのであわせてお読みください。

牛の 直腸検査 を行う理由とは?検査でわかることについて

牛の直腸検査において消化器でわかることは直腸の麻痺や拡大、腸管の液体またはガスによる拡大になります。予想できる消化器疾患には第一胃の拡張、第四胃変位に伴う第一胃や第四胃の拡張が考えられます。

腸重積の治療

腸重積の治療は開腹手術によって消化管の整復を行います。便秘が認められるからといって下剤の投与が効果がありませんので、的確に診断、治療を行う必要があります。

 

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