牛流行熱 の症状・予防・治療

牛流行熱 は蚊やヌカカによって媒介される呼吸器病で一過性の高熱、皮下気腫、肺胞への障害が認められる場合があります。予防には生ワクチンによる基礎免疫、不活化ワクチンの接種などが考えられており、治療は行わないことが原則です。

牛流行熱 の症状・予防・治療

牛流行熱の原因

牛流行熱はラブドウイルス科の牛流行熱ウイルスに感染することで発症します。夏の終わりから秋の始まりにかけて沖縄や九州地方を中心に発生します。

蚊やヌカカがウイルスを伝播するため、アルボウイルス感染症に分類されます。対象動物は水牛・牛になります。

症状

牛流行熱の症状は一過性の急激な高熱が認められます。そのほかに白血球の減少、呼吸促迫、重症になると皮下気腫、肺胞破裂まで生じます。

疼痛がひどい場合には跛行や起立ができなくなります。肺や上部気道、関節に限局して病変が認められます。肺の充血、間質性肺炎、肺水腫なども起こります。

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肺水腫などでは水泡音(コースクラックル)が聞こえます。これは気管内に分泌物(液体)が貯留していて、この分泌物に空気が触れ、壊れることで音を発しています。

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診断するには洗浄血球を乳のみマウスに摂取してウイルス分離、中和試験、蛍光抗体法、RT-PCRなどが考えられます。

予防・治療

牛流行熱を治療することは基本的に行いません、なので予防が重要になってきます。予防としては生ワクチン(L型ワクチン)で基礎免疫をつけ、1ヶ月後に不活化ワクチン(Kワクチン)を摂取するLK方式で高い有効性があります。

しかし、現在では生ワクチンの製造は中止されています。

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