牛の パラインフルエンザ の原因・症状・治療

牛の パラインフルエンザ は輸送熱の1つで単独で重症化することはほとんどありませんが、他の呼吸器病と混合感染することで症状が悪化する病気です。原因はモノネガウイルス目、パラミクソウイルス科、牛パラインフルエンザウイルスです。症状は一過性の発熱、治療は対症療法で予防が中心の疾患です。

牛の パラインフルエンザ の原因・症状・治療

牛のパラインフルエンザの原因

牛のパラインフルエンザの原因はウイルスです。モノネガウイルス目、パラミクソウイルス科、牛パラインフルエンザウイルス3が原因となります。一本鎖マイナスのRNAウイルスでエンベロープを持ちます。

このウイルスが輸送後や集団放牧の際に感染し、パラインフルエンザを発症します。ウイルスは接触感染、飛沫感染により呼吸器を介して伝播されます。

症状

牛のパラインフルエンザの症状は一過性の発熱、呼吸器症状、他の呼吸器病の原因となるウイルスや細菌との混合感染で悪化する傾向があります。

下痢や流産が見られることもあり、重症化すると肺炎もあります。白血球の減少や気管支や肺胞細胞における合胞体や細胞質内・核内封入体を形成します。

診断

症状から判断することは難しいため診断にはウイルス分離、中和試験、HI試験などを用います。

予防・治療

牛のパラインフルエンザは他のウイルスが原因の呼吸器病と同様(牛アデノウイルス病、牛伝染性鼻気管炎など)に予防が重要になります。

牛アデノウイルス感染症 の原因・症状・治療 牛伝染性鼻気管炎 の原因・症状・治療

日本では主に、3種混合(パラインフルエンザ、牛伝染性鼻気管炎、牛ウイルス性下痢・粘膜病)の生ワクチンの摂取によって予防することが可能です。

治療は二次的な細菌感染の対症療法になってしまいます。

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