牛の チアミン欠乏症 の原因・症状・治療・診断

牛の チアミン欠乏症 は2歳未満の若齢の牛で多く粗飼料不足、濃厚飼料の過剰給与によってルーメンアシドーシスが起こり、チアミナーゼ産生菌の増殖、中枢神経障害が起こることに起因します。症状は下痢や突然の視力喪失、痙攣などで急死もあります。治療はチアミンの筋肉注射が考えられます。

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そもそもビタミンB1(チアミン)とは?

ビタミンB1(チアミン)は食餌中などに広く低濃度で存在していて、吸収は主に空腸から遊離・リン酸化、赤血球や血漿に流れます。

肝臓や心臓、腎臓では濃度が高い、自然状態では欠乏症の発生はなく、二次的に起こります。

牛の チアミン欠乏症 の原因

牛のチアミン欠乏症は2歳未満の若齢の牛で発生する疾患で、原因としては粗飼料の不足、濃厚飼料の過給が考えられます。

これによりルーメンアシドーシスが起こり、チアミナーゼ産生菌の増殖、中枢神経が障害され症状が認められます。

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牛のチアミン欠乏症の症状

牛のチアミン欠乏症の症状は、下痢から始まり突然の視力喪失、元気消失、食欲不振、眼瞼・鼻部の振戦が認められるようになります。

その後、弓なりの緊張、起立不能、痙攣が起こり治療をしない場合には24~48時間以内に死亡することもあります。

牛のチアミン欠乏症の治療

牛のチアミン欠乏症の治療は活性型チアミンの筋肉内投与、数回の投与でも反応しない場合には予後不良となります。

チアミン欠乏症の診断は臨床症状、AST・GGT・LDH・CKの上昇、血中チアミンの濃度の低下を確認します。

低マグネシウム、ビタミンA欠乏症、BSEとの鑑別も大事です。

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