鼻鏡白斑症 の原因・症状・治療・予防

鼻鏡白斑症 は南西諸島の黒毛和種に認められた疾患ですが、駆虫の徹底により現在ではほとんど認められない皮膚疾患です。夏に多く、冬には改善します。原因は沖縄糸状虫のミクロフィラリアと成虫で、症状は鼻鏡に掻痒感を伴う丘疹、乳頭における白斑などです。治療はレバミゾール、イベルメクチン系の投与になります。

鼻鏡白斑症 の原因・症状・治療・予防

以前は南西諸島の黒毛和種で認められた皮膚病ですが、現在ではほとんど見られない疾患です。

鼻鏡白斑症の原因

鼻鏡白斑症の発生機序は沖縄糸状虫(Stephanofilaria okinawaensis)の寄生による鼻鏡の皮膚炎からの脱色、進行すると乳頭の脱色、脱落、欠損も伴います。

原因はこの沖縄糸状虫のミクロフィラリア、成虫になります。

鼻鏡白斑症の症状

鼻鏡白斑症の症状は鼻鏡に掻痒感を伴う丘疹ができ、牛はかゆいのでこすります。この部分から潰瘍の形成、出血が生じて、メラニン色素の脱色による鼻鏡白斑が起こります。

乳頭も同様に白斑が起こることがあります。

診断は鼻鏡白斑、発生地域、患部からのミクロフィラリアの検出が考えられます。組織片を生理食塩水に数時間入れ、成虫を游出させることもあります。

鼻鏡白斑症の治療

鼻鏡白斑症の治療はレバミゾールが有効です。イベルメクチン系も当然有効となります。

予防としては有病地では2ヶ月ごとの定期的な駆虫、中間宿主であるウスイロイエバエは屋外、昼行性のハエであるため放牧牛における対策を行います。

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